藤波辰爾の凄さについて語ろう

昭和プロレスと言えばアントニオ猪木ジャイアント馬場


それ以前には力道山がいましたが日本プロレスは消滅したので既存の新日本プロレス全日本プロレスでいえば猪木・馬場が第一世代となります。

続く第二世代は藤波辰巳長州力ジャンボ鶴田天龍源一郎

亡くなった鶴田選手以外の滑舌が悪いのは偶然でしょうか?( *´艸`)

そんな個性派レスラーの中でも当時、もっとも正統派レスラーと言われたのが藤波辰巳です。


alt
 
 
 
ドラゴン藤波辰爾(旧:辰巳)
 
 
ドラゴン?

なぜドラゴンと呼ばれるようになったのでしょう?

それは若い頃の藤波辰巳ジュニアヘビー級の選手で体の線も細く、ブルース・リーのような筋肉質の体だったからです。

 ☟これを観ればその理由が分かります。
 

 
 
 
 
筋肉質の身体と彼の美声に酔いしれることでしょう。

このダンサブルなミュージックはプロのダンサーを躍らせても見事にハマります。
 
 
 

 
 
 
 
彼がドラゴンと言われる由縁がこれで分かりましたね。

そのため彼のオリジナル技にはドラゴンという文字が必ず付きます。

例えば‥
 
 
 
 
alt
 
 
ジャーマンスープレックスのように相手の両腕をフリーにさせると受け身を取れるので両腕を抱え上げて固定し、後頭部から受け身を取れない状態で叩き落す技です。


他に‥

 
 
 
alt
 
 
腋臭を匂わせてギブアップをさせる‥‥

訳ではなく、首と肩を決める締めと関節の複合技です。

相手はロープが確認できないので逃げる場所も分からず、力尽きてギブアップすることが多いです。
 
 
 
 
ドラゴンロケット
 
 
alt
 
 
今まで場外の相手に仕掛ける技はトップロープ越しにダイブするのが主でしたが、藤波選手は真直ぐ走ってローブの隙間を頭から飛び込んでいきます。

これは躱されると鉄柵に頭から突っ込んで大流血する非常にアホな‥失礼、危険な技です。
 
 
 
ドラゴンスクリュー
 
 
alt
 
 
相手の脚を掴んだら、回転しながら倒れ込み、相手の膝を破壊する見た目も派手な技です。

武藤選手、棚橋選手など膝を故障した選手がなぜが好んで使います。
 
 
 
 
 
 
タッグマッチ専用の藤波オリジナル技で、味方の選手とタッチしたら勢いよくコーナーポストに登り、そのまま何もせずリング内に飛び降りる。
 
 
alt
 
 
着地した瞬間は一瞬動けないから、その隙に相手の技を喰らうという大技です。
それまで味方が優位に戦っていても、コレ一発で形勢逆転されます。
 
 
 
alt
 
 
 
 
ドラゴンカミングアウト
 
 
alt
 
 
 
覆面レスラーに対して相手の本名をマイクで名乗るという人として絶対にやってはいけない危険な技です。
 
 
『お前、平田だろ!』
 
 
これを言われたストロングマシーンはマスクの中で『嘘だろ』っと呟いたとか‥
 
 
 
 
ドラゴンストップ
 
 
alt
 
 
長州力と橋本の試合中に解説席にいた藤波が、「これ以上続けさせては危険」という判断で試合を強引にストップして暴動が起きてもおかしくない状況を滑舌が悪く何言ってるか分からないマイクパフォーマンスで鎮めたという力技である。
 
プロレスゲームでもこのドラゴンストップは完コピされています☟
 

 
 
 
 
 
 
ドラゴン体操
 

 


 
 
歌・リズム・ファッションと3拍子揃ったドラゴンのセンスが光った高難易度の大技です。

見るだけでバタバタと倒れていく、ワンピースでいうところの覇王色の覇気と思えば分かりやすいでしょう。
 
 
 
昭和の名レスラー

藤波辰爾の凄さが少しは伝わったでしょうか?