2019年M-1優勝決定!クソ面白かった

2019年M-1優勝決定!クソ面白かった(≧▽≦)
2019年のM-1優勝が決まりましたね。
今年のお笑いグランプリシリーズシリーズは去年と比べてレベルが高かったと思います。
今までクソつまんなかった女芸人No.1決定戦 THE W も今年は決勝に残った2組とも面白かったし、お笑いの豊作な年だったと思います。



漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2019」の決勝が22日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、結成13年目の「ミルクボーイ」が優勝した。史上最多の参加5040組の頂点に立ち賞金1000万円を獲得。テレビで漫才を披露したのも今年初めてという無名コンビ。ツッコミの内海崇(34)は「決勝に出られるだけで十分なのに夢のよう」と話した。

 敗者復活を含む10組がいずれも高得点をマークし、審査員のダウンタウン松本人志(56)が「過去最高」と評した戦い。7組目に登場したミルクボーイが令和初のM―1で暴れまくった。審査員7人による採点は700点中681点。04年のアンタッチャブルの673点を超え、過去最高点を記録した。

 上位3組での最終ラウンドでも審査員6人の支持を得て「かまいたち」「ぺこぱ」を圧倒。2人は制覇の瞬間「うそやうそや。夢、夢!」と連呼した。内海は「今年初めてテレビで漫才して…」と、大興奮。

 大阪芸大落語研究会の同級生だった内海と駒場孝(33)で07年に結成。同期にはトレンディエンジェルらがおり、M―1制覇を夢見て精進してきた。だが「2010年にM―1がいったん終了して目標を見失った」(内海)と、ギャンブルなどの趣味におぼれる日々を過ごした。駒場は「結婚しているのもあり本当に金銭的余裕がなく(家賃の安い)雑居ビルに住んでいる」という苦労人だ。

 しかし、M―1は15年に復活。昨年大会で後輩の霜降り明星が優勝し一念発起。駒場は「今年はバイト以外は全部ネタ合わせ。飲みの誘いも一切断った」。劇場の出番にも恵まれない中「後輩と一緒にライブさせてもらい」腕を磨いた。

 底辺からのシンデレラストーリー。会見ではギャグを挟む余裕もなかった。内海は「漫才だけ頑張ってきたんで、それ以外のトークとかはボロボロですけど、また漫才のように一から頑張りたい」とブレークを期す。1000万円の使い道について駒場は「これまで後輩が結婚しても大声で祝うしかできなかった。恩返しできれば。ボケゼロですみません」と目を潤ませた。

 ◆ミルクボーイ ボケの駒場孝(33)、ツッコミの内海崇(34)。07年結成。大阪芸大落語研究会出身。今年の第8回関西演芸しゃべくり話芸大賞グランプリ。M―1は16、17、18年と3年連続で準々決勝敗退。




審査員で振り返る令和初の『M-1』 今年も上沼恵美子“劇場”健在&松本人志がうなる「過去最高って言っても…」


 “令和”初の漫才日本一を決める『M-1グランプリ2019』(ABC・テレビ朝日系)が22日に生放送され、駒場孝(33)、内海崇(34)からなる2007年結成のお笑いコンビ・ミルクボーイが優勝し、15代目王者に決定。5040組の頂点に立ち、賞金1000万円を獲得した。芸人たちのハイレベルな戦いもさることながら、審査員たちの評価と言動も見どころのひとつ。史上初の2年連続同じ顔ぶれでの審査員となったが、オール巨人松本人志上沼恵美子中川家・礼二、富澤たけし立川志らく塙宣之の7人から『M-1』を振り返ってみたい。


 今回、審査員の去就で一番注目を集めていたのは上沼と松本。カンテレ『快傑えみちゃんねる』では、昨年『M-1』決勝直後の上沼への暴言騒動が話題となり、上沼自身が「紅一点っていうのはしんどいよね。審査員を審査しよるもの。いろんなこと言われるから。島田紳助さんに来てくれって言われて断れなかったんですよ。義理でね」と率直な思いを吐露すると、松本は「はっきり言うときますけど、僕は上沼さんが(M-1の審査員を)やめたら、やめますからね」と断言。上沼が「それは脅迫ですね」と笑顔で切り返すと、松本は「自分より先輩で尊敬できる人がいないと、自分が上に立つものではないですし」と真面目なトーンで語っていた。

 こうした経緯があることから、この日の番組冒頭でMCの今田耕司が「今年も来ていただいてありがとうございます」と向けると、上沼は「ありがとうございます。本当に。きょうは真剣に、だって将来が決まるわけですから。それを私たちが選んでいるわけですから、いらんこと言うなよ。頑張ります」と先制ジャブをしっかりと放った。1組目のニューヨークの漫才が終わった後も、上沼の勢いは止まらず「歌だけで引っ張っていくってすごいことだなと。あら、こんなところにこんなものが…」と笑顔で自身の新曲をちゃっかりアピールし、最初からさながら独壇場となった。

 ニューヨークの漫才への評価では、松本が「なんかねー僕の好みなんでしょうけど、ツッコミが笑いながら…僕はあんまり好きじゃないんですよ。僕は好み的にもっとツッコミが怒っているのが好きなんですよ。もうちょっと緊張感を出してほしいな」と見解を述べたことで、2人があからさまに肩を落とすという展開も。2組目のかまいたちの出番後には、山内健司から「志らくさんは降りてほしい」と“口撃”されていた志らくが「私、生放送で『15点つけてやるからな』と言っていたんですけど、参りました」とうなるなど、審査員の続投がもたらしたやりとりもあった。

 3組目の和牛には、塙が「また新しいネタを見させていただいて、毎年進化しているというか。型がない。いろんなことを毎年やるっていうのが、和牛の魅力なので。和牛とかまいたちがちょっとすごすぎるので、ほかの出演者が大変」とこぼすと、巨人が「後半がグッと盛り上がって。最後にちゃんと持っていって、うまいこといって、安心感がありましたね。川西賢志郎くんの普段のツッコミよりもボキャブラリーが少ない」と期待の高さゆえに注文をつける一幕も。

 新たな漫才の形に挑戦したすゑひろがりずには、上沼が「なんかね、こういうの初めて。お年いくつですの? やっていることは60(歳)過ぎ(笑)。完成されすぎて『M-1』の漫才じゃないので。92点でよかったのか、もっと上なんですよ。でも形が違うからね」と複雑な胸の内を吐露。続けて登場したからし蓮根には、一転して絶賛し、さらに例年話題になっている“愛のムチ”が意外な形で姿を現した。

 「ファンです。初々しいね。和牛には悪いんだけど、去年もその前も私は和牛に入れました。でも、なんかそういう横柄な感じが和牛に対してしました。このステージは僕のもの、緊張感も何もない、ぞんざいなものを感じました。でも、からし蓮根には初々しいものを感じました。本当に笑っちゃったし、フレッシュだし、てっぺんを取ったろうっていう気持ちがギュッと伝わってきて、私は大ファンよ。頑張れ! (チャンピオンを取りにいく感じが)いいの。それが『M-1』じゃないの? いいぞ! 頑張れ!」

 台風の目となったミルクボーイ、ぺこぱのネタに対しては審査員から好意的な意見が寄せられた。ミルクボーイに対しては、富澤が「おじさんが、コーンフレークだコーンフレークじゃないっていうので笑えるのが一番よかった」、ぺこぱに対しては松本が「松本も「これは、ノリツッコまない。新しいところ持ってきましたね。和牛敗れるっていう、衝撃的なところを見ましたね」と感慨深げに語った。

 ファイナルステージに進む前に、上沼がふとつぶやいた。「今年面白いです。すごいです。初めて拝見するコンビばっかりなので、今年は面白いですね。こんな上手な人ばっかり。久しぶりに興奮しています」。ミルクボーイが優勝に輝いた直後、上沼は手で涙を拭う仕草をしながら「感動しました。本当に、ちょっと泣いているんだけど」と呼びかけ、松本も「過去最高って言ってもいいのかもしれないですね。数年前だったら、誰が出ても優勝していたっていう」と口にした。令和初で15回目という節目の年を迎え、多種多様な漫才師が登場した今回、審査員の評価軸も難しかっただろうが、7人もジャッジとコメントで存在感を発揮していた。



■『M-1グランプリ2019』ネタ順と得点
※私も視聴中に採点してみました。



1:ニューヨーク 616点
(巨人:87 塙:91 志らく:90 富澤:88 礼二:88 松本:82 上沼:90)
マリアローザ:84)


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2:かまいたち 660点
(巨人:93 塙:95 志らく:95 富澤:93 礼二:94 松本:95 上沼:95)
マリアローザ:95)


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3:和牛 652点
(巨人:92 塙:96 志らく:96 富澤:91 礼二:93 松本:92 上沼:92)
マリアローザ:90)


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4:すゑひろがりず 637点
(巨人:92 塙:91 志らく:92 富澤:90 礼二:91 松本:89 上沼:92)
マリアローザ:94)


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5:からし蓮根 639点
(巨人:93 塙:90 志らく:89 富澤:90 礼二:93 松本:90 上沼:94)
マリアローザ:84)


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6:見取り図 649点
(巨人:94 塙:92 志らく:94 富澤:91 礼二:93 松本:91 上沼:94)
マリアローザ:90)


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7:ミルクボーイ 681点
(巨人:97 塙:99 志らく:97 富澤:97 礼二:96 松本:97 上沼:98)
マリアローザ:100)


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8:オズワルド 638点
(巨人:91 塙:89 志らく:89 富澤:91 礼二:94 松本:90 上沼:94)
マリアローザ:90)


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9:インディアンス 632点
(巨人:92 塙:89 志らく:87 富澤:90 礼二:92 松本:88 上沼:94)
マリアローザ:87)


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10:ぺこぱ 654点
(巨人:93 塙:94 志らく:91 富澤:94 礼二:92 松本:94 上沼:96)
マリアローザ:97)


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私が採点した結果もファイナルステージに残った3組は同じになりました。
だからこの結果に文句はないのですが、からし蓮根の評価が高いのには??な感じだし、すゑひろがりずはもっと点数与えてもよかったのでは?と思いました。




ファイナルステージ結果

ぺこぱ0票
かまいたち1票(松本)
ミルクボーイ6票(巨人、塙、志らく、富澤、礼二、上沼、マリアローザ



松本人志を除いて満場一致でミルクボーイに入れました。
お笑い好きを自称しながら正直、ミルクボーイを今まで知りませんでした💦
こんな才能が今まで埋もれていたなんて‥
心配なのが、これから露出が増えるでしょうがアドリブに弱そうなのが心配です。
ネタはキッチリと仕上げていますが、調べた限りでは同じパターンの漫才なので飽きられないようにバリエーションを増やして欲しいですね。
今までは前設や営業でしか漫才しなかったから同じネタでも初見に人が多くてやってこれたと思うけど、TVでやっちゃうと誰の目にも触れるから同じことをやっていると飽きられてしまいます。
これが通用するのは吉本新喜劇の一部の大物芸人(池乃めだか間寛平井上竜夫末成由美 など)だけです!


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彼ら(彼女ら)は同じギャグをずっとやっていても爆笑が取れますが、この領域に行くには厳しいでしょう。

ミルクボーイは前説歴が長いそうです。
前説は本番前にお客が笑い易いように場をほぐす役目もあるので、そこで培ってきた腕前を拝見というところでしょうかね。