陸王を観たら無性に走りたくなる①
普段ドラマを観ない私が『半沢直樹』『下町ロケット』と池井戸潤さんの作品は観る様にしています。
今回の池井戸潤さんの作品はマラソン、しかもシューズをテーマにしたもので老舗の足袋工場がマラソンシューズを作る物語です。
これは・・ドストライクやないか!
毎日ジョギングが日課でしかもシューズマニアの私にはヨダレがでそうな内容です。
ネタバレになるので詳しくは書きませんがその物語は第一話から号泣ものでハンカチ無しでは観れませんでした。
そんな中、シューズマニアの視点で見てみると
主人公が経営する老舗足袋会社『こはぜ屋』のライバルとなるスポーツ大手メーカー「アトランティス社」の『RⅡ』の完成度が高いことに目が止まりました。
↓これです。
このシューズ、何か見覚えがあると思いミズノのシューズを調べたら出てきました。
↓ミズノ ウエーブエキデンSPQ
これで間違いないですね。
ミズノのホームページには陸王で登場した足袋型シューズはミズノが作成したと大々的にアピールしていました。
RⅡどころか陸王まで作っていたんですね。
さすが日本メーカー。
因みにドラマで登場する老舗足袋屋の『こはぜ屋』にはモデル会社があります。
それは『きねや足袋株式会社』です。
「きねや足袋」は1929年創業の老舗足袋メーカーで80年という長い歴史がある伝統の技術を守り続ける会社です。
従業員26人と小さな会社というのも『こはぜ屋』と共通していますね。
そして作中でシューズを開発する上での課題であった。
・裸足感覚で走れるシューズ
・人間本来の走り方ができる
・怪我をし難いシューズ
という共通コンセプトで作られたシューズはその名も『きねや無敵』
そっくり、というかほぼ同じですね。
この『きねや無敵』は『ドラマ陸王』が始まって以来、製造が追いつかないくらい爆売れでどのサイトも売切れ状態となっています。
物語と連動して成功するなんて私も自分の事のように嬉しく思います。
まだまだ書き足りないので続きは後日に