ファーストガンダム世代で良かった💛 - 多趣味人間が思うがままに書き綴る

どうもぉ～、ファーストガンダム世代のマリアローザです。
ファーストガンダム以外は殆ど分かりません！

そのかわりファーストガンダムは何度も観たので嫁さんからはガンダムオタクと呼ばれています。

そんな私がガンダムの中で好きなエピソードを熱く語りたいと思います。

その題材はファーストガンダム15話の名作（迷作？）の「ククルス・ドアンの島」

初回放送で観た時はその良さが分からなかったんですが、歳を取って観ると名作だったんだなと初めて気付かされたのがこの「ククルス・ドアンの島」でした。

知らない人もいると思うので簡単にストーリーを紹介します。

「ククルス・ドアンの島」は、ガンダムでは1話完結のサイドストーリー的な扱いで、元ジオン軍のパイロットだったククルス・ドアンが、子どもたちを守りながら生きている島でのエピソードです。

物語の序盤はガンダムの合体訓練をしています。

そんな最中、連邦の空軍の救難信号を受信します。

偵察に出るためにガンダムからコアファイターへの分離が行われます。

リュウ曰く「こんな姿見たくないな・・」と毒を吐きます。

まず四つん這い状態に移行し、腹から分離、そのままコアファイターがブロック形態のまま射出

ガンダムの上半身は両手を地面に着いたままブラーんとしてる状態に

ポイント305に島を見つけたアムロ

救難信号を発していると思われる飛行機の残骸を見つけ連邦軍兵士の生存者を発見します。

不時着したかに思えたアムロだが兵士は縄で縛られていた。

これは罠か？

看病をしているアムロにいきなり投石攻撃が始まった。

やはり罠か！

その割には投石とは攻撃がショボい。

と余裕こいてたら火炎攻撃！

アブねぇな。

その投石攻撃＆火炎攻撃の正体はなんと子供たち

そして謎のザク

海岸奥からザクが一機歩いてくる

よく見ると（よく見なくても）微妙に細い。

『新しいモビルスーツか？』※マリアローザの声、以下略

『新しいジオン軍のモビルスーツなのか！？』※

するとザクが喋りだす。

「戦いたくないので武器を置いていけ！」

と変なザクが言う

そんなこと出来る訳なかろうとアムロ、コアファイターで交戦開始！

ミサイル発射するもアムロが驚く程の速さでミサイルを躱すザク

『お前もニュータイプなのか！？』※

そして次はミサイルを岩で叩き落とし爆風でコアファイターを海に沈める。

『間違いない！こんなことが出来るのはニュータイプしかおらんやろ』※

『というか、ニュータイプでも無理、無理、絶対無理！』※

意識を取り戻したアムロが会ったのは緑色の髪した娘さん

ここがククルス・ドアンの島と判明する

そのドアンにパンツとシャツで会いに行くアムロ

なかなか厳しい面構えのドアンと、守るべきという子供達

ザクに乗っている事と、ジオン軍兵士のズボンとブーツを履いてる事から、脱走兵だろうか？

舗装されていない島をウロウロするアムロ

裸足で走り、泳ぎも上手い。

ここでアムロがわんぱくであることが証明される。

夜になり途方に暮れるアムロに緑髪の娘さんがお話に現れる

少女が自然の美しさを説くが

「戦いに美しさなんて関係ない、気を許せば負けるんだ」

「ドアンは子供たちを騙すのが上手い」

と反抗的なアムロ

少女はククルス・ドアンの事情を知っているため、そんな態度のアムロに憤慨する。

ククルス・ドアンの過去

悪夢に襲われるドアン

地球侵攻時の頃、子供達の親を殺めてしまったみたいだ。

恐らくやはり脱走したのだろう、ジオンの影に怯えているドアン。

場所は変わり、ポイント305付近に近づく影をキャッチしたホワイトベースが発進する。

ジオンの追手のようだ。

非常事態に突入するククルス・ドアンの島

容赦なく生身の人間相手に発砲するザク

それに応戦するアムロとドアン。

ホワイトベースと合流したアムロ、いよいよガンダム発進！

『ガンダム無双が始まるか！？』※

「アムロ、行きまーす！」

発進時はライフルを所持

飛び出した時はバズーカ

やっぱ、や～めた。でライフルを持っているガンダム

追ってきたザクは俺が倒すと意気込むドアン

武器を持たないドアンザクは素手で殴る蹴るの攻撃で応戦。

しかも戦いながらその心中を明かしていく余裕のドアン。

子供たちの親を殺してしまった事に懺悔し、子供達も殺すように命じたジオンに反発したドアンは子供達と逃げた。

そして命を懸けて子供達を守ると決意したドアンはそれが彼が自分にできる最大の罪滅ぼしと考えたことが判明する。

ザクマシンガンで被弾しながらも素手で応戦するドアンザク

「俺は、子供たちを殺させはしない！！」

思いを乗せたストレートパンチがザクに命中し、コックピットを破壊

戦いの後、ジオンから追撃は無くならないだろうと悲しみに暮れるドアン

そんなドアンにアムロが言う

「あなたの持つ戦いの匂いが敵を引き付けるのだ」

そう言い放ったアムロは‥‥

「えぃ！！」

なんとガンダムでドアンのザクを海にぶん投げて沈めてしまう。

酷い、酷いよアムロ　※

もちろん、子供たちは憤慨するのだがドアンはなぜか清々しい顔で　【END】

初回を観たときはまだ子供で分からなかったが大人になり、子供を持つ立場になって改めて観ると名作であることに気付かされます。

敵であるが子供の親を殺めてしまって、その子供を自分の命に代えても全力で守るというドアンの人間臭さがとてもロボットアニメに登場するキャラクターとは思えません。

しかし、そんなドアンに子を持つ親は感情移入をして感動してしまうのです。

こんな感動の15話なんですが、当時は違う意味で話題になりました。