ハイエンドオーディオの世界が分かるように車で例えてみた④
PIEGA
スイスのものづくりの歴史は深く、有名なところでは時計など、その精緻さやデザイン性から世界中に認知されていますが、PIEGAが生み出すオーディオ製品もそういったスイスのクラフトマンシップイメージをより強固にする力を持つ存在です。
PIEGAスピーカーから奏でられる音の特長を一言でいうのなら、まさしく「美音」です。
寸分の狂いのない原音再生を追求し開発されてきたPIEGAのスピーカーは、特に女性ボーカルやピアノのシルキーで滑らかな高音が圧巻。
また、量感たっぷりであるが重くない低音、芯のあるふっくらとした中音も、聴かせてくれます。
技術的な特長としては、「リボン技術」と「シームレスアルミニウムキャビネット」があります。
このふたつの技術が、PIEGAスピーカーの類まれな特性に貢献しており、PIEGAのアイデンティティとも言えます。
PIEGAのリボン型ユニットは、強力な磁界と極限の薄膜で部分的にエンボス加工したフォイルをベースに設計されており、これはPIEGAだけが扱える唯一無二の技術です。
つなぎ目のないシームレスアルミニウムキャビネットも、一見無機質な金属音を出すのではとイメージさせますが、そこから流れ込んでくるサウンドは、まったくもって逆の、暖かみのある美しい響きで、こういったギャップもまた魅力のひとつとなっています。
この派手ではないが落ち着いてセンスのあるデザインから奏でられる美音はアウディにイメージが重なります。
PMC
オーディオで最高の音楽を楽しむには、アンプやスピーカー、プレイヤーに至るまで妥協してはいけないことです。
どれか一つだけでも妥協をしてしまうと、音質やバランスまでもが台無しになってしまいます。
さらにオーディオの組み合わせの中でも、最も重要な位置にあるのがアンプとスピーカーです。
アンプが作り出した波形を、いかに原音に近い音を再現できるかはスピーカーにかかってきます。
スピーカーの中でも、プロユースのスタジオにあるリスニング用のスピーカーや、映画館やホームシアターなど、あらゆる条件下でも、リアルに原音を再現できるのがPMCです。
PMC社が提供するスピーカーは、何よりも音を正確に表現するというポリシーのものとに作られています。
これは、スピーカーの役割をしっかり理解して、それを実現させる当たり前のことなのかもしれません。
そのこだわりが、スピーカー一本ごとに息づいているといえるでしょう。
手作りのこのスピーカーは、さらなる厳しい条件での音質テストを受け、合格した個体だけが出荷され我々の手元に届けられます。
PMCのスピーカーは、すでにお持ちのオーディオともマッチして、今までに聞いたことがないような新しい一面を見せてくれることでしょう。
その体感は、一度味わってしまうと、もう元に戻れなくなってしまうかもしれません。
原音を忠実に再生することからスタジオモニターとしてプロが使用しており、一般人から見れば武骨なデザインで他の煌びやかなハイエンドスピーカーと比べたら不満に思うかもしれません。
スピーカーは観るものではない、聴くものだと本質を突く考えの人には最高のチョイスとなるでしょう。
車で言えば排気量に頼らずに軽量化など走ることのみに追及したロータスがイメージに合うかなと思います。
SONUS FABER
SONUS FABERの魅力は何と言っても、その「存在感のある見た目」と「色気のある個性的な音」「雑味が少ない明るい音」でしょう。
37年の歴史の中で培われてきた、イタリアならではの優美なデザイン、新感覚と伝統技術が融合された音など、リスナーの五感に訴える製品が最大の持ち味となっております。
見た目からもイタリア感が漂うため、部屋の雰囲気にも変化をもたらせてくれます。
「イル・クレモネーゼ」シリーズは、稀代のマエストロ・アントニオストラデイヴァリの傑作ヴァイオリン「イル・クレモネーゼ」の名を冠し、優美で画期的なデザインが用いられ、特にキャビネットには革新的なデザインを採用。
また、音質の極みを徹底的に探求しています。
ツイーター、ミッドレンジ、ウーファー2基、更にスーパーウーファー2基を配した6スピーカー方式が使用され、伸びのある高音域から迫力の低音域まで、デザイン・音質共に妥協のないスピーカーユニットを完成させました。
このシリーズは、音のエッヂが弱いため、「クラシック音楽」や「声楽」のような「色気のある個性的な音」を引き出すのに適しています。
長時間聴いていても飽きの来ない、心地よい空間に浸れることでしょう。
「ベネレシリーズ」においては、J-POPやロック等どのジャンルにも合い、このメーカーの良さである「雑味が少ない明るい音」を活かすことができます。
また、金額的にも比較的安く抑えられており、小さめに設計されているため、一般のご家庭でも最上級の音を楽しむことができます。
これらに代表されるように、SONUS FABER製品は、特にクラシック愛好家には芳醇な音楽の時間を提供してくれることでしょう。
もちろん、マルチリスナーの要望にも十分応える音質、またリスニングルームのインテリアにも妥協したくないリスナーの要求にもしっかり応え、優美かつ先鋭的なデザインはきっと満足感を与えてくれるに違いありません。
音楽発祥の地といわれるイタリアの歴史や情緒あふれるこだわりの音は、今も進化を遂げながら受け継がれています。
そして私がいまだに現役で使っているメインスピーカーはソナスファベールのクレモナです。☟
これだけ新し物好きな私が他に浮気する気になれない程気に入ったスピーカーです。
車で例えるとジェントルマンな感じがアストンマーチンとイメージが重なります。
TANNOY(タンノイ)
TANNOY社は、イギリスで1926年に創立された、今年で創業91年の世界最古のオーディオメーカーです。
TANNOYという社名の由来は、当時開発したラジオ用の整流器用の合金が、「タンタル+鉛アロイ」だったことから名付けられました。
第二次大戦後直後の1947年に、同軸2ウェイのドライバーユニット「デュアルコンセントリック」を開発しました。
高く評価されたことがキッカケで当時の有名な録音スタジオで採用され、一気に注目を集めました。
その後、「コンサートホールのような音響を家庭に」をコンセプトに開発されたのが、伝説的な機器「オートグラフ」。
創始者であるガイ・R・ファウンテン氏の名が由来となった「GRF」を発売。
さらに、「アーデン」、「III LZ」、「スターリング」などの「PRESTIGEシリーズ」は、30年以上に亘り、根強い人気を保ち続けています。
TANNOYの魅力は、ずばり「同軸2WAY式ユニット」です。
「デュアルコンセントリック」という名称がつけられ、重低音を鳴らす「ウーファー」と高音を鳴らす「ツイーター」、相反するふたつのスピーカーを同軸に設置することにより、より高音質な、コンサートホールにいるかのような音響を提供します。
この「デュアルコンセントリック」は1947年に開発されてから、現在に至るまでもTANNOYのオーディオスピーカーに採用されており、今ではTANNOYの代名詞であり、かかせないものとなっています。
これは車に例えるのは正直難しいですが、近いのはジャガーですかね。
但し、今の新しいジャガーではなく古いXJに限りますね。☟
以上、ハイエンドオーディオを紹介しつつ車好きにもイメージし易いように車に置き換えて紹介してみました。
今回紹介したのは海外のハイエンドと呼ばれるオーディオメーカー達ですが国内にもハイエンドと呼ばれる至高のブランドが存在します。
機会があれば我が国、日本が誇るMade in Japanのオーディオメーカーを紹介したいと思います。
ハイエンドオーディオの世界が分かるように車で例えてみた③
McIntosh(マッキントッシュ)
誰もが一度は目にしたことがあり、「アンプといえばあの形」と思い浮かべるという人も少なくないのではないでしょうか。
孤高の青目。
それが、McIntoshから産み出されるアンプです。ブルーアイズともいわれているその印象的で美しいパワーメーターは、McIntoshのシンボルであり、アイデンティティでもあるわけです。
McIntoshは、1949年創業のアメリカ合衆国のオーディオメーカー。
アンプのイメージが大きい同社ですが、スピーカーやカーオーディオなどの分野でもおおいに活躍しています。
McIntoshを代表するテクノロジーといえば、出力オートフォーマーを除いては語れません。
とても重たいトランスですが、MaIntoshの神髄に触れようと思うのであれば、欠かすわけにいかない存在です。
出力オートフォーマーを搭載したアンプは、2/4/8Ωどちらのインピーダンスにも対応できるよう、各々独立した端子を装備しています。
メーカー違いやパワー違いといったどんなスピーカーでも、ストレスフリーで最高のパフォーマンスを発揮します。
すべてのMcIntosh製品は、リスニング環境を選ぶことがないのです。
サウンドは、とにかくパワフルで味があり、「マッキンサウンド」と親しみを込めて呼ばれています。
JBLのスピーカーとMaIntoshのアンプは相性が良く、この組み合わせでジャズを聴くと体がスイングします。
このアメリカンで陽気なサウンドは車で例えるならキャデラックが近いかなと思います。
Monitor Audio(モニターオーディオ)
音の本質を提供してくれるハイエンドスピーカーメーカーMonitor Audioは、独自のC-CAM合金採用により、高い解像度・高音質を実現しています。
低域から高域まで音のつながりが非常によいため、聴き手に心地よいサウンドを提供してくれるのです。
特に聴感で最も敏感な帯域である中音域を、細部にわたり表現しているところはさすがの一言。
限りなく生に近い音源の再現といえます。
ひとたび音楽を再生し目を閉じると、奏者が目の前で演奏しているかのような感覚に陥り、映画を再生すれば出演者の息遣いまで感じるほど。
Monitor Audioは購入者のニーズに合わせた7つのシリーズを展開しています。
そしてすべてのパーツを自社開発・自社製造しているため、ハイエンドスピーカーにおける最新技術を7シリーズすべてに搭載が可能となっています。
「本物を多くの人に届けたい」その思いを感じることができるラインナップです。
昨今、低価格・高品質をうたって「消費者に媚を売り、粗悪品を売る」ことが市民権を得ていることは否定できない事実でしょう。
一方Monitor Audioはそれを真っ向否定した上で、「音と真摯に向き合い、音の本質」を提供しています。
モニターオーディオのスピーカーに奇抜なデザインはなく、これぞスピーカーとう王道を貫いており、品質と価格のバランスが非常に優れています。
これは車でいうとフォルクスワーゲンのイメージと重なりますね。
ORACLE
ゆっくりと流れる時間に導かれ花開く熟成のオーディオ・プロダクト。
ORACLEが生み出してきた製品に存在する価値がなんなのか。
ひとつひとつの製品が誕生し歩んできた道を辿ればその答えが見つかります。 世間を驚かせたバイブレーション・アイソレーション・テクノロジーに始まったORACLEの歴史は、25年以上進化を続けているレコード・プレイヤーDELPHIに代表され、満を持して発表されたCD DRIVEも既にリリースから10年が経過しています。
最高水準の音楽再生は完成された造形の中に存在する。 性能と機能はどんな言葉を連ねるより、そのデザインを目にした人に瞬時に伝わるものなのです。
ORACLEの哲学はその後発表された他の製品にも妥協なく受け継がれています。
高性能を説得力あるビジュアル・デザインに仕立て上げる芸術性。その独自性を守り続けるORACLEは、今も世界中のマニュファクチュアの羨望の中にいます。
この古いレコーダーを現代のCDプレイヤーに用いた造形美は芸術の域達すると思います。
車メーカーでいえば今もクラシックカーのデザインを貫き一種の芸術の域に達しているモーガンしかないでしょう。
ハイエンドオーディオの世界が分かるように車で例えてみた②
KEF
KEFは1962年に電気技術者であったレイモンド・クックによって設立されたイギリスを代表するスピーカーメーカーとなっています。
設立から半世紀以上になる現在でも音楽愛好家たちから支持されている人気メーカーです。
最初はどこにでもあるガレージメーカーのような工場から始まったのですが、創始者であるレイモンド・クックの卓越した技術力によって最初のスピーカーとなる「K1」を開発。
高い音の再現性とユニークな発想が評価されヒットとなりました。
そこから1966年にはBBCとの共同開発で「LS3/5a」などのスピーカーを生み出しました。
その後は、現行機にも使用されているUniQドライバー開発。
2ウェイなのに、まるで1点から聴こえてくるかのように感じることのできるウーハーは、完全なるKEF独自の技術となっており、多数の国で特許を取得しています。
KRELLはダニエル・ダゴスティーノによって1979年に創立されたアメリカのオーディオメーカーです。
そのブランド名は「禁断の惑星」という映画に登場する古代文明・クレルが由来となっており、無限のエネルギーを意味します。
KRELLが最初に発表したパワーアンプは、当時他に類を見ないほどの超高出力を誇り、その圧倒的なパワーを「禁断の惑星」のクレルと重ね合わせ、ブランド名として冠したのです。
ちなみにこのKRELL最初の製品であるパワーアンプの回路・構造は、現在の最高級オーディオでも引き続き採用されており、KRELLの技術力がいかに傑出しているかを物語っています。
その後も世界最高峰の技術力を投入したモデルが次々と発表され、KRELLはオーディオ界を牽引する存在として認知されていきます。
この重量感、存在感、王様ぶりは車メーカーに例えるとベントレーが一番近いと思います。
LINN
LINNはスコットランド・グラスゴーに本社を持つ、創業者アイヴァー・ティーフェンブルンが1972年に設立されたイギリスのハイエンドオーディオ・メーカーです。
イギリス王室御用達の業界唯一のオーディオ−メ−カーであることからもその高い技術力がうかがえます。
製品の構想から設計・開発・製造といった重要工程を一環してスコットランドの自社社屋で徹底管理しすることで高い品質を提供しています。
また、LINNの哲学である「Music for Life」にあるように、製品の大量生産を避け、オーディオ・システムの拡張性させ、次々に製品の買い替えを喚起するものではなく、長く愛される製品作りをした結果、自然環境への配慮をすることを目指している点も特筆すべき点と言えるでしょう。
日本でLINNが広く認知されるようになったのは、CDプレーヤー、チューナー、アンプを一体化した小型モデルが1990年代後半にファッション誌等で取り上げられたこととされており、オーディオ・マニアだけでなく一般大衆層にもその名が広まったと言われています。
ハイエンド・オーディオという新しいジャンルを確立しアメリカを代表するブランドとなったMark Levinson。
歴史も古く、設立から時を経た今でも音楽愛好家から根強い人気を誇っています。
日本を含む世界のオーディオファンの中でもリファレンスシステムとして高い評価を受けており、その人気の高さは世界レベル。
オーディオ好きならぜひチェックしておきたいメーカーの1つですね。
ハイエンド・オーディオというジャンルを確立したことで知られているMark Levinson。
1973年に創業者マークレビンソンによって創業されました。プロオーディオとして開発されたBurewen社の高性能アンプ・モジュールを参考にLNP-1を開発し、AESへ出展しました。
しかし、その製品は日の目を見ることはありませんでした。
その後、VUモーターを小型化し、高さをLNP-1の半分にし、小型で実用的な大きさにリメイクしたLNP-2を発売。
当時のアンプの中でも群を抜く、高性能で画期的なアンプだったことで、大ヒットを記録しました。
このLNP-2によってハイエンド・オーディオというジャンルを開拓し、世界中のオーディオメーカーがこぞって研究を始めました。
ハイエンド・オーディオの開拓者という意味では車界のハイエンドメーカー、ロールスロイスとなるのは当然でしょうね。
ハイエンドオーディオの世界が分かるように車で例えてみた①
初めての作品は、清々しいほどにシンプルなものでした。
鏡面仕上げのクローム・フィニッシュ・フロントパネル、ボリュームとセレクタ、そしてパワースイッチのみという構成は、当時のオーディオ業界からすると極めて異端なものだったのです。
今でこそ一般化しているミニマルな志向ですが、Auraは人が物やサービスを購入したり、長期間使用したりする際に重要視する「シンプル」「ノンストレス」などの普遍的かつ本質的条件を当時から見抜いていたと思います。
その斬新さに魅了された人は少なくありませんでした。
当時は資金がなかったAuraですが、B&Wのロバート・トゥルンツに見出されたことにより、名前・製品ともに世界のオーディオマーケットにおいて広く認識されることとなったのです。
言うまでもなく広く認識されたのは、尋常ならざる音質の良さがあってこそです。
Auraはハイエンドオーディオ機器としてはかなりの低価格ながら、この上なく豊かな表現力を持っていたのです。
ボーカル・ギター共に、演奏しているときの表情まで伝わってきそうな雰囲気さえ感じられます。
ベースやドラムなどリズム楽器も然り。
また全体的に音色は、暖かさを感じることができ、聴いていて心地よさを感じられます。
名前の由来は、創始者であるジョン・バウワースとロイ・ウィルキンソンからきている。
最初は小売店としてオープン。
商品は無線とテレビが中心となっていました。
そこから、ジョン・バウワースがクラシック好きだったこともあり、ハイファイ機器の取り扱いが増加。
さらに、ロイ・ウィルキンソンが当時の最高機器のサウンドに失望し、スピーカーを改良しようと考えたことで、B&Wのオーディオ技術が生まれていきました。
そして、P1と呼ばれる最初の製品を作成。
高さが4フィートの木製スピーカーで、EMIやCelestion製のユニットが特徴となっています。
音響に関しても、妥協なく比類のない品質となっており、その製品は大ヒット。この成功で得た資金で、P2製造を開始しました。
P2には、P1とは違いドライブ・ユニットが採用し、徐々にオーディオ業界で存在感を表すようになりました。
そして1969年には、B&Wの歴史上画期的な製品とされるDM70を開発しました。
クールな曲線に静電式ツイーターを兼ね備え、オーディオ業界では高い評価を受けることに。
その後もB&Wは高品質な製品を多数輩出し、1980年代後半からは世界で最も有名な録音スタジオである『アビーロード・スタジオ』で採用されるまでにいたりました。
B&Wは紛れも無く、世界でもトップクラスのオーディオメーカーといえるでしょう。
その特徴はハイエンドアンプとしては比較的手に届きやすい価格と、能率の低い大型スピーカーも楽々と鳴らす高いドライブ能力です。
またデザインにも大きな特徴があり、特に日本で販売されているDELTAシリーズは、シルバーに黒のアクセントが入ったミニマルな外観で、一目見れば直ぐにCLASSEと分かります。
2001年にB&W傘下に入ってからは、B&Wの大型スピーカーを鳴らす定番アンプとして、オーディオショーなどでお馴染みの存在になりました。
アビーロードスタジオで採用されているB&Wの大型フラッグシップスピーカーをいとも簡単に鳴らすことから、そのドライブ能力はプロのレコーディング現場でも高く評価されています。
一方、一般家庭での使いやすさを追求すべく、筐体のスリム化、低発熱、高効率化が可能なスイッチング電源のD級パワーアンプにも注力。
プリアンプにおいては、USB接続可能なD/Aコンバーターを搭載するなど、現在隆盛を極めているハイレゾ再生の対応にも抜かりがありません。
そこで掲げたのは、―Music Emotion(音楽の豊かな感情)―
多くの人に気軽に音楽を楽しんで欲しいという思いでした。
2003年以降、ハイエンドタイプのスピーカーを次々と発売し、高級スピーカーブランドの地位を確立しました。
スピーカーのみを作っているスピーカー専門店であるため、ブックシェルフタイプをはじめ幅広いラインナップが魅力です。
そして、何と言ってもこの美しく上品な木目のデザイン。
豊富な森林資源に恵まれたデンマークの家具技術を取り入れたスピーカーは、DALIの強みだと言えるでしょう。
車メーカーでも家具技術を取り入れたメーカーがありますね。
創業してから開発から生産までを一貫してDYNAUDIOが行うことでこだわり抜いたハイエンドスピーカーを、世に出すことを可能にしました。
2004年には厳しい要求をすることで知られているBBCのモニターリファレンススピーカーに選定されるなど、音響エンジニアやアーティストからも高い信頼を受けています。
そんなDYNAUDIOのスピーカーは有機的サウンドを重視して作られています。
高音は鋭くなり過ぎず低音が割れない絶妙なバランス感覚のサウンドによって、自然でリアルで、ダイナミックなサウンド体験を実現。
ジャンルもジャズやクラシックはもちろん、ポップやロックなど幅広く楽しめます。音源も問いません。
あらゆるジャンル、あらゆる音源でDYNAUDIOの有機的サウンドを体感することが可能です。
今なおハイクオリティーのスピーカーを輩出しており、非常に人気が高いです。
ですが、実はELACは最初からオーディオを中心に扱っていたわけではありません。
創業後20年ほどは水中で使用するソナーを中心に製造を手掛けていました。
そして、1945年にやっとオーディオ業界に参入し始めます。
その中で、最初のレコードプレーヤーである『ミラコード』が大ヒットしました。
その後、1957年にはステレオ・フォノ・カートリッジを開発し、日本では55シリーズや79シリーズによって知名度を獲得していきます。
1980年にELACは本格的にスピーカー開発を進め、4PIリボン・トィータやハイルドライバーなどユニークなアイデアを組み合わせ、高性能オリジナルユニットへと昇華させることに成功しました。
そして、現在は数々の名スピーカーを手掛けてきたアンドリュー・ジョーンズ氏がELACへ移籍したことで、さらなるスピーカーの開発が期待されます。
これは難しいがどれか選ぶのであればアウディになるでしょう。
その後、フランス人のミッシェル・レヴァション氏が買収する形で、全世界的に事業を展開し始めます。
アンプを皮切りに、スピーカー、レコードプレーヤー、CDプレーヤーなどのオーディオアイテムを手がけ、日本でも知名度抜群のブランドです。
Goldmundの製品はその精度の高さが特長として挙げられるでしょう。
高級時計ブランドが数多く存在し、ものづくりに関して非常に高い技術力を持つことで知られる、スイスのジュネーブに本拠地を置き、製品の精度を高めるため、関連工場を含め、全てスイス国内の関連工場で製造を行っています。
Goldmundのアンプは、シンプルなデザインながらもラグジュアリー感溢れるデザインです。
メイド・イン・スイスの芳香がたまらないクオリティの高さは、ひと度目にすると虜になること間違いありません。
また、デザイン性を追求するため、見えない位置にヒートシンクを置いて景観を失わず、かつ安定したパフォーマンスを発揮する工夫もされています。
すっきりした空間の再現性とリアルで高い解像度を確保したサウンドが魅力的で、非常に耳触りが良くアナログレコードの再生においては、無比のパフォーマンスを発揮します。
この圧倒的な巨躯とパワーはGMのSUVブランドであるハマーがイメージにピッタリです。
車好きがジーンズ買うならこれを参考にしてみては
因みに車好きの皆さんにも解りやすいようにいつもの如くイメージに近い車メーカーに例えて紹介します。


これはちょっとお洒落して出掛けたいときによく穿きますね。
ジーンズと言えばラフな着こなしに穿くイメージがありますがヤコブは写真のようにテーラードジャケットに合わせて大人なイメージで穿きこなすとバッチリ決まります。
テーラード・パンツの裁断、縫製方法をそのままジーンズに持ち込んでミシンをカスタムし、ミリ単位で微調整を加え、ベルトループだけで4つの工程を経るなど、恐ろしいほどのコダワリが詰まっているそうです。
道理で穿き始めからしっくりする筈です。
使われている素材も、世界に冠たる日本製をはじめとした、最高級のものなので値段も相当のもの。
30代以上のジェントルメンに穿いて欲しいですね。
また、この様に見えないところまで拘りまくっています。
この高級感とジェトルメンな佇まいは車に例えるとアストンマーチンですね。
Nudie Jeans (ヌーディージーンズ)⇒ フェラーリ
次はデンマークのヌーディージーンズ。
これはカジュアルに着こなしたいときに穿いています。
だから普段一番私が穿いているジーンズですね。
シルエットは細身で脚を長く見せる工夫が随所に散りばめてあります。
例えばバックポケットはかなり下にありますが、これは普通に穿いていても腰履きしているように錯覚させるためです。
腰履きしたら脚が短く見えるじゃないですか?
しかしこれだと『腰履きしているのに脚長ぇな』となる訳ですね。
これはヘビロテしているからと言って私が短足って訳ではないですからね(笑)
見た目、ピチピチで動きにくそうに見えますがストレッチが効いていて凄く軽やかで穿き心地抜群です。
この人馬一体感と格好良さは車で例えるならフェラーリが近いかな。
DIESEL (ディーゼル)⇒ アルファロメオ
私が30代の頃ヘビロテしていたのはこのディーゼルです。
念のために行っておきますが、車のエンジンのことではありません。
イタリア製でカジュアルなシルエットが得意なメーカーです。
ヴィンテージ物やダメージジーンズが粋でお洒落ですね。
私の様に40代になるとチョット若すぎるかなと思いますが、これを穿きこなせるオヤジでいたいとも思います。
ちょいワルオヤジが穿きこなすイメージで格好良い車を思い描いてみたらアルファロメオが目に浮かびました。
Levi’s (リーバイス)⇒ メルツェデス・ベンツ
もう説明の必要がないでしょう。
誰もが知るジーンズの王道。
王道プロレスと言えば全日本プロレス。
全日本プロレスと言えばジャイアント馬場。
誰もが知るジャイアント馬場くらい有名なブランドです(何のこっちゃ)
と冗談はさておいて、真面目な話をします。
リーバイスは発展途上国の契約工場で、就労年齢に達していない子供が働くことのないよう、ガイドラインも策定していました。しかし1992年にガイドラインに違反している契約工場があると発覚。
リーバイスはこの契約工場のある地域に学校を作り、子供たちに勉強させた上で、就労年齢に達したら、雇用するという方針を打ち出しました。
すると株主から「学校を作る資金があるなら、株主に還元すべき」といった批判が出たため、上場廃止したそうです。
こういった事を知ってからリーバイスを穿いたらまた気分が違うと思いませんか?
ほぼ全てのスタイルのジーンズが揃えてあり高価なものは10万以上するものまであります。
車で言えばメルツェデス・ベンツとなるでしょうね。
EDWIN (エドウィン)⇒ トヨタ
やっと出てきました。
日本が誇る日本のジーンズメーカー。
私と同じ世代ではエドウィンと言えばブラット・ピットのイメージが強いのではないでしょうか?
間違えました(汗)
こちちです↓
これは疑いようもないでしょう。
トヨタです。
KURO (クロ)⇒ レクサス
実は穿き心地の良さとシルエットにやられてヌーディージーンズとほぼ交互に穿いているのがこれまた日本製のクロです。
デニムシーンにおいて児島が世界最高峰の生産地と認められているように、KURO(クロ)もまた世界的な評価を得ている日本のデニムブランドで世界中から販売のオファーを受けています。
海外では日本の2倍以上の価格で販売されていますがそれでも大人気というのも穿いてみれば納得です。
ジーンズと言えばバックポケットのステッチでブランドを誇示するのが一般的ですがこのクロにはそれがありません。
あくまで製品の品質とスタイルだけで勝負するといった職人の心意気が感じられますね。
日本が誇る最高品質。
車で例えるとレクサスで問題ないですよね。
車好きでランニングを始めようとしている人必見!
車好きの人のために車メーカーによりイメージが近いランニングシューズメーカーと特徴を紹介します。※独断と偏見
アシックス【ASICS】→トヨタ
日本人が日本人のために作っているので日本人の幅広の足にはピッタリとフィットします。長距離を走れば走るほどその履き心地と安定感に満足することうけ合いです。しかし、お爺ちゃんからお子様まで履いておりデザインがいまいちパッとしません。
デザインが優れていてカジュアルにも履きこなせます。
また、ブーストフォームと呼ばれるバネのような新感覚クッション材は前足と後足で異なる動きを安定させ前へ弾むように進むランニングシューズです。
前後バランス50:50に拘るBMWとかぶりますね。
アンダーアーマー【UNDER ARMOUR】→ ランボルギーニ
これは一度試しに実際に履くことを薦めます。
靴内は縫目がなく、中敷すらありません。
だから足が優しく包まれているような感覚で、これはストッキングの技術をシューズに応用したもので最先端を行っています。この履き心地、癖になりますよ。
勿論、愛用してます。
[アンダーアーマー] UNDER ARMOUR ランニングシューズ UAスピードフォームジェミニ2
- 出版社/メーカー: UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)
- メディア: ウェア&シューズ
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オン【ON】→ ポルシェ
とにかくデザインが秀逸!
そのカッコ良さで衝動買いして今はリピートして3足目を履いています。ONと言えばその独特の靴底にあるクラウドテックシステムが有名でまさに雲の上を走っているような感覚に陥ります。
これを履きだしてから膝を痛めることがなくなりました。
普段履きとしても愛用しています。
サッカニー【Saucony】→ ルノー
世界的にはアポロ11号の月面着陸で使用した靴を製造したメーカーで有名ですが日本ではあまり馴染みがありませんね。しかし、トライアスリート達からの支持が高く、数多くの有名選手が愛用しています。
本格的に走りたいのであれば今なら他とかぶることなくお勧めです。
ミズノ【MIZUNO】→ マツダ
日本人の足にフィットするランニングシューズが豊富に揃っていてアシックスほど履いている人は少ないのでユニクロ状態には成り難いです。
しかもシューズ内のムレをソールに作られた通気口から排出する通気システムやクッション性に優れているのでアシックスは皆履いてるから嫌だという人に特にお勧めですね。
[ミズノ] ランニングシューズ ウエーブライダー 20 [メンズ] J1GC1703
- 出版社/メーカー: MIZUNO
- 発売日: 2016/10/01
- メディア: ウェア&シューズ
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ニューバランスのランニングシューズは比較的幅広に作られており、日本人の足とよく合います。
機能性とデザインのバランスが優れているので万人に薦めることが出来ますし、よく見かけるメーカーです。
ナイキと言えばジョーダンやAir MAXシリーズでバッシュのイメージが強いですが数多くのランニングシューズもあります。
そのどれもがデザインに優れ色使いも鮮やかなものからシックなものまで普段履きもできる優れものばかりです。
しかし幅が狭いので長距離走るには日本人に合わない人が多いかもしれません。
ナイキ(NIKE) レボリューション 3(ウルフグレー/トータルクリムゾン/レーサーブルー/ダークグレー/ホワイト) 819300-009
- 出版社/メーカー: ナイキ
- メディア: その他
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ブルックス【BROOKS】→ フォルクワーゲン
日本人にはマイナーなイメージですがアメリカではメジャーなメーカーです。
色んな人の足に合うようにランナーの着地時における足の角度で選ぶようにラインナップされているため、ランニングフォームが改善できることで好評を得ています。
しかし、デザインがコテコテで小学生の運動靴みたいです。
フォア・ミッドフットで着地するナチュラルランニングを提唱し、独自のランニングシューズを提供しているメーカーでトライアスロンの愛好者に使用者が多く、強制的に正しいフォームへと導いてくれます。踵から着地する癖を直してくれるので私も練習用に1足持っています。
リーボックと言えば空気の圧力でフィット感を向上させるポンプテクノロジーなど先進技術を豊富に所持した革命児的メーカーです。
どんな足型にも合わすことができるので靴擦れで悩まされる人は試してみてはどうでしょう。
プーマ【PUMA】→ ジャガー
ウサインボルトをサポートしているメーカーだけあって長距離を流すイメージでなく、短距離を速く走るイメージがあります。
そのイメージどおりで特に日本人には長距離で足が痛いという声をよく聞きます。
タイムを競う上級者にお勧めのメーカーです。
どうでしたか?
気に入ったメーカーありましたか?
車ばかりでなく、偶には自分の足で走るのも良いものですよ。
車好きでこれからロードバイクを買おうとしている人必見!
ロードバイクって車と変わらないくらいの数多くのメーカーがあり、各社、車のメーカーと同じくらい色んな特徴があります。
そこでロードバイクに詳しくなくてもある程度メーカーの特徴が分かるように特色が似た車メーカーに例えてみたいと思います。
ビアンキと言えば伝統のチェレステカラー、明るく綺麗な色で何よりお洒落です。
このお洒落観はフィアットが近いかな。
カノーバー クロスバイク 700C シマノ21段変速 CAC-025 (NYMPH) ディープリム グリップシフト フロントLEDライト付 グリーン
- 出版社/メーカー: CANOVER(カノーバー)
- メディア: スポーツ用品
- この商品を含むブログを見る
BMC【ビーエムシー】→BMW
名前が似てるから(笑)
ウソ、このメーカーは乗り味がカッチリとしていて走る、曲がる、止まる、の基本をしっかり抑えてるところが正しくBMWそのものです。
CANNONDALE【キャノンデール】→GM
いかにもアメリカらしく、パワーがある人向きのバイクです。
実際、プロチームでの使用率が高く、メーカーでなく車種に絞るとランエボあたりの羊の皮を被った狼って感じです。
(キャノンデール/スゴイ)cannondale/SUGOi フーディー 62800M BZR(バーサーカーグリーン) S
- 出版社/メーカー: SUGOi
- 発売日: 2016/12/09
- メディア: ウェア&シューズ
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cervelo【サーヴェロ】→シボレー
直線番長!とにかく直線は速いです。
デザインもカマロあたりに似てカッコいいですね。
CINELLI【チネリ】→アルファロメオ
とにかくお洒落。
この文字がにじんで見えるのは印刷ミスではありません。ワザとデザインでやってます。
人とは違うぞとアピールするならお奨め。
COLNAGO【コルナゴ】→フェラーリ
ロード乗りなら知らない人はいない存在。
スーパーカーと言えばフェラーリ、ロードバイクと言えばコルナゴ。
実際にフェラーリとコラボしたバイクを販売しました。
価格も150万オーバーでこれもまたスーパー。
DEROSA【デローザ】→アウディ
ロゴのハートが可愛い。しかし、それだけではない。
細かいところまで丁寧にしっかり作り込まれており、初心者からプロまで幅広く乗ることができる。それはアウディR8に通ずるところがある。
GIANT【ジャイアント】→VW
ロードバイク製造会社としては世界最大。そして他のメーカーと同等のものを安く提供している。もうワーゲン以外思いつかない。
GIOS【ジオス】→プジョー
ジオスブルーとプジョーのイメージカラーのブルーが重なって…それだけです。
LOOK【ルック】→ランボルギーニ
この尖ったデザイン、常に最先端。
昔はプロ仕様のイメージが強く、アマチュアが乗るとローディの視線が痛かった。
しかし、最近は随分と乗り易くなりました。そう、現在のランボルギーニのように…
PINARELLO【ピナレロ】→ポルシェ
フロントホークのウネウネ、それは事故ったんじゃありません。
機能優先でのデザインです。これはRRに拘るポルシェに通ずるところがありますね。
(PINARELLO/ピナレロ)(自転車用ウェア/男性用/メンズ)Corsa フルジップジャージ GARA(M ネイビー)
- 出版社/メーカー: PINARELLO(ピナレロ)
- メディア: その他
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SPECIALIZED【スペシャライズド】→レクサス(トヨタ)
私は初心者にはスペシャライズドを薦めることが多い、何故なら疲れにくいからだ。
そしてある程度慣れて自分で選べるようになるとTIMEやLOOKなど拘ったバイクに行ってしまう。しかし結局はスペシャライズドに戻ってくる…そんなバイクですね。
TIME【タイム】→マクラーレン
ロードバイクの中でも至高の存在。経済面からも選ばれた人にしか手を出せない。
それはまるでマクラーレンのようだ。
TREK【トレック】→ベンツ
王道ですね。ロードだけでなくMTBなど手がけている総合メーカーです。
完成度も素晴らしく正しくベンツな乗り味で誰にでも安心して薦められます。
WILLER【ウィリエール】→ルノー
バイク界では老舗中の老舗。ルノーとは同じ老舗同士、しかし小洒落たデザインと色使いが共通しています。
これからロードバイクを始める人がいれば参考にどうぞ。