花粉症でない人も必見!花粉症になりやすい人となりにくい人の見分け方
もうすぐ花粉の季節が到来ですね。
花粉症の人は大変だと思います。
その見分け方を紹介します。
人差し指が長い人は、花粉症にかかりやすい!
花粉症に悩まされる今の時期、あなたの人差し指が薬指より長かったら要注意。残念ながら、あなたは花粉症にかかりやすい人かもしれない。
そんなのうそだ、と笑わないでほしい。英「デイリーメール」電子版によれば、人差し指と薬指の長さから花粉症のかかりやすさや関節痛を患う可能性、さらにはガンや心臓疾患を発病するリスクまでが分かるという「指の長さから病を患うリスク」の研究が、英国の科学者たちの間で重要視されているというのだ。
英医学誌「British Journal of Cancer」で発表された研究によれば、人差し指が薬指より長い人は前立腺ガンの発癌リスクはそうでない人に比べ、3分の1なのだという。
英スウォンジー大学の教授で、指の長さに関する本の著者でもあるジョン・マニングさんによれば、人差し指と薬指のどちらが長いか短いかを判断するには左手よりも右手を見た方がよいそうだ。また、指の付け根から指先までの長さを見てほしいとのこと。マニングさんはまた、将来的には指の長さから分かる病気のリスクから、生活習慣の改善が促せるのではないかということも示唆しているそうだ。
人差し指と薬指のどちらが長いか短いかは、誕生する前に子宮の中で胎児が浴びた性ホルモンのレベルを示す指標とされている。男性ホルモンのテストステロンを浴びた量が多いほど薬指が長くなり、女性ホルモンのエストロゲンが多いほど人差し指が長くなるのだという。指の長さから男性ホルモンをより多く浴びたのか、女性ホルモンであったのかを判断、これが病気の発症リスクの判断基準となるというのである。
それでは、人差し指の方が長い人がかかりやすい病気と、薬指の方が長い人がかかりやすい病気を見てみよう。これらはすべて、マニング教授や研究者たちが行った研究結果に基づいたものである。
人差し指の方が長い人がかかりやすい病気
●過食症…マニング教授によれば、過食症のリスクはエストロゲンとの関連性があると示唆。
●花粉症・喘息・アレルギー…「エストロゲンには免疫系を強くする働きがあるものの、反応しすぎてアレルギーにつながる事がある」、とマニング教授は話している。
●心臓病…人差し指が長い男性は、50歳以下という早い段階で心臓病にかかる可能性が高いそう。
●乳がん・子宮頸癌…子宮内でエストロゲンを多く浴びたため、発癌の可能性が高まったものと見られている。エストロゲンはいくつかの乳がんの発症を促す働きがあるそうだ。
薬指の方が長い人がかかりやすい病気
●拒食症…拒食症にはかかりやすいものの、過食症にはなりにくいそう。
●風邪…マニング教授がおこなった実験によると、薬指が長い人々はそうでない人たちに比べ、風邪だけでなく水痘や風疹にもかかりやすいことが分かった。薬指が長い人は感染症にかかりやすいのだという。
そのほかにも、自閉症や骨関節炎(こつかんせつえん)などがあげられている。
また、薬指が長い人は喫煙者になる割合が低いのだが、アルコールを好む傾向にあるのだそうだ。さらに、薬指が長い人はスポーツが得意な人が多く、薬指が人差し指より極端に長い人は、プロのスポーツ選手に並みの運動神経の持ち主であると言う可能性も。この理由をマニング教授は「子宮内で多量のテストステロンを浴びた人々は、心臓系と血管系の発達が優れているためだと思う」と説明。
今後の花粉症や病気対策には、「指の長さ」もひとつの指標にしてみてもよいかもしれないですね。